duende audioとは

人を魅了し、人生を豊かにする「最高の音」を届けることを目指して――。
duende audio(デュエンデ・オーディオ)は、オーディオエンジニアが20年以上にわたり構想を重ね、辿り着いた理想を形にするために立ち上げた、スピーカーの開発・製造・販売を行うガレージブランドです。

ORIGEN(KH)スピーカー

KHシステムを搭載したこのスピーカーは、アンプから音を鳴らした瞬間に、豊かな音の広がりとクリアで魅力的なサウンドで、聴く人を惹きつけます。そのまま、ただ置くだけで空間を包み込むような音響体験をお楽しみいただけます。

無垢エンクロージャー

選び抜かれた高音質・高能率ユニットを収める筐体(エンクロージャー)には、楽器にも用いられる厳選素材を採用。美しい木目をもつ上質な本物の木材「無垢集成材」を贅沢に使用し、高い強度と耐久性に加え、優れたメンテナンス性も実現しています。

made in japan

綿密に設計された最適なサイズの筐体は、オイル仕上げで一つひとつ丁寧に手作業で仕上げられています。余計な装飾を省いたその姿は、機能美あふれる洗練された佇まいを生み出します。高い品質と、時を経ても色あせないデザインが魅力です。

duende audio スピーカー5つの特徴

1. 特許出願の独自技術「KHシステム」搭載

革新的な音響構造により、デスクトップサイズとは思えない重低音と、明瞭な中高域を両立。音の輪郭を鮮やかに描き、自然で整った音場を実現します。

2. 置くだけで理想の音響空間

特別なスタンドやセッティングは不要。平らな場所に置くだけで、KHシステムが理想的な音を届けます。手軽に高音質を体験可能です。

3. 家庭に最適化された音響設計

リビングや作業空間など、日常の環境での再生に特化。設置場所による音の乱れを抑え、どんな空間でも最高の音質を引き出します。

4. ピュアな音を引き出すパッシブ設計

内蔵アンプを持たないパッシブ方式を採用。アンプの干渉を避け、より純度の高い音を再現。お好みのアンプとの組み合わせで、音の楽しみ方がさらに広がります。

5. 無垢材とエンジニアの手仕事が生む美と響き

楽器にも使われる無垢材を用いたエンクロージャーは、エンジニアによるオイル仕上げ。共振やノイズを排し、温かみのある音と美しい佇まいを両立します。

世界初|特許出願独自技術KHシステム搭載

クリアな音質 × 圧倒的な低音。
常識を覆すバスレフ型、未体験のサウンドへ。

duende audioのスピーカーには、独自に開発した音響技術「KHシステム(Kinetic Harmonics System)」が搭載されています(特許出願済み)。

これは、従来型スピーカーが抱えていた構造的な課題を根本から見直し、全く新しいアプローチで解決した革新的なシステムです。

一般的に1wayスピーカーは、音像定位に優れる反面、低域・高域の伸びに物足りなさを感じることが多く、一方で2way構成+バスレフ型では、低域の量感は得られても、音像がぼやけたり、中高域の質感が損なわれるというトレードオフが存在していました。

KHシステムは、こうした常識を覆します。

バスレフ型ならではの豊かな低音を活かしながら、独自構造により音の輪郭を驚くほどシャープに描写。
芯のある重低音と、スピード感あふれる中高域が高次元で融合し、全帯域にわたって一体感のあるナチュラルな音響バランスを実現しました。

そのサウンドは、まるで目の前で演奏が繰り広げられているかのような、圧倒的な臨場感をもたらします。

さらにKHシステムは、リビングやワークスペースといった“現実的な生活空間”での再生に最適化されています。

設置場所による音響の乱れや不要な振動を徹底的に排除し、筐体そのものがまるで楽器のように、純度の高い響きだけを放つ設計。
共振やノイズを抑えつつ、音の純度と広がりを両立しました。

デスクトップサイズからは想像もつかない、全身を揺らすような迫力の重低音。
微細なニュアンスまで繊細に描き出す高解像度のサウンド。
そして空間全体を自然に包み込む、深い没入感。

この一台が、あなたの音楽体験を根本から変えることでしょう。
耳だけでなく、心と身体すべてで感じる「音の感動」を――
ぜひ、KHシステムが紡ぎ出す究極のサウンドをご体感ください。

周波数特性比較ディフォルメグラフ

スピーカーの音質を構成する重要な要素のひとつ、「周波数特性」を図解で示した一例が、以下のグラフです。

一般的に、人間の聴覚は20Hz〜20,000Hz(20kHz)の範囲の音を感知できるとされています(※個人差があります)。

このグラフは、その可聴帯域におけるスピーカーの周波数特性を比較したディフォルメグラフです。
縦軸の「dB(デシベル)」は音の大きさ、すなわち音圧レベルを表しており、各周波数帯域での出力レベルを視覚的に示しています。

周波数帯域は一般的に以下の3つに分類されます。

  • 低域(20〜400Hz):人の話し声やバスドラムやベースなど、音の厚みや量感を支える帯域
  • 中域(400Hz〜4kHz):ボーカルや多くの楽器の音が含まれ、音楽の核となる帯域
  • 高域(4kHz〜20kHz):シンバルの響きや空気感、微細なニュアンスを再現する帯域

赤いラインがよりフラットに近いほど、全帯域をバランスよく再生し、原音に忠実な「Hi-Fi(ハイファイ)」スピーカーであることを示しています。

※本グラフは、有響環境における音の違いを分かりやすく可視化したディフォルメ(簡略化)グラフです。

※音質は、周波数特性に加えて、位相特性や歪み、残響特性、過渡応答など複数の要素が総合的に影響しています。

※本グラフは、duende audioによる独自の調査と測定データをもとに作成しています。

スピーカースタンドやアクチュエーター、オーディオボードなどは必要ありません。

KHシステム搭載スピーカーは、独自技術により、筐体をそのまま平らな場所に置くだけで、十分に満足のいくサウンドを再生できます。

そのため、専用スタンドやアクセサリーを別途用意する必要がなく、余計な出費や手間がかかりません。
シンプルな構成により、専門的な知識や煩雑なセッティングも不要で、設置も掃除もスムーズに行えます。

スピーカー接続図

下図は、ORIGEN(KH)スピーカーの基本的な接続例です。

本機は左右セパレート型のパッシブスピーカーで、アンプ内蔵のアクティブスピーカーや一体型スピーカーに比べ、音質面での制約が少なく、よりクリアで自然な再生が可能です。

ご使用環境に応じて、必要な機能を備えたアンプをご用意ください。
テレビなどと光デジタル接続する場合は、高音質である一方、音量調整がアンプ側に限定されるため、リモコン付きのアンプが便利です。

推奨アンプ出力は4Ω対応で20W以上。実際にはこのクラスでも一般的な室内使用には十分な音量が得られます。

シンプルなエントリークラスのデジタルアンプでも、ORIGENの持つ高い解像度と自然な音の広がりをしっかり引き出せます。

必要な機能ごとに、コンバーターとプリメインアンプを個別に用意することで、音質を犠牲にせず、システム全体のコストを大幅に抑えることが可能です。
例えばHDMI ARCや光デジタル入力、DACなども、単体機器で柔軟に追加できるため、一体型の高額アンプを購入するよりも、はるかに安価で理想的な再生環境を構築できます。

また、真空管アンプとの相性も良く、自然な音の伸びや豊かな倍音を楽しみたい方にもおすすめの、ハンドクラフト2wayスピーカーです。

製品仕様

システム:2ウェイ・バスレフ型パッシブスピーカー

ツイーター:2.54cm(1インチ)アルミニウムツイーター

ウーファー:10.16cm(4インチ)PPウーファー

定格入力:約20W

最大入力:約35W

インピーダンス:約4Ω

スピーカーターミナル:バナナプラグ対応ネジ式

キャビネット:無垢集成材

システム寸法:(約)幅150奥行き195高さ400(mm)

システム重量:約4kg

参考価格:120,000円(税込132,000円)※送料別

※KHシステム搭載スピーカーは、平面に置いてご使用ください。

※ハンドクラフトのため予告なく製品仕様、価格が多少変更になる場合がございます。

※天然無垢材を使用したハンドクラフト製品の仕様上、個体差がございます。
※スピーカーのみで、アンプやケーブルなどは付属しておりません。
※ハイレゾ(High Resolution Audio)対応パッシブスピーカーとなります。
※無垢材のため屋外使用や水分、高温高湿などはできるだけ避けてください。
※現在受注生産のため、納期は1ヶ月前後となります。

※価格は2025年7月時点の、LRスピーカーセット参考価格となります。

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